20歳でリボ払い破産した破産者が思う『良い借金』と『悪い借金』

私は20歳の時に破産を経験しています。

主な原因は当時付き合っていた慢性疼痛を抱えていた恋人に介護用品を購入したりタクシー代などを払ったりという必要経費だと認識していた出費と、それによって足りなくなった生活費の補填、残るはストレス解消にソシャゲ課金などの浪費など合わせて110万円ほどでした。

破産をするには少ない金額ですが年利15%で増え続けるリボ払いの利息分しか払えておらず、このまま毎月の返済額が増えていくととても生活できないということで破産に至りました。

破産する時に思ったこと

私は最初、破産をするということにかなり悪い印象を抱えていました。

自分が落ちぶれてしまったという思いと、破産の中にソシャゲなどの浪費も含まれている罪悪感などもあり、毎日Twitterなどで破産に関することを検索していたのを覚えています。

そこで気づいたのが、「案外みんなしょうもないことで破産してる」ということです。

ソシャゲやギャンブル、衝動買いなどの理由で破産していることがそれなりにいることにほっとしつつ、そもそもそれらは本当にしょうもないことなのか?という風にも思いました。

ギャンブルには依存性があり、衝動買いは躁鬱などの精神疾患を抱えている人には見られる症状です。

みんななにかしらの事情を抱えていて、自分で制御できずに借金を抱えてしまったのかもしれないと考えると、それをしょうもないで切り捨てるのも恥ずかしいことだと思えてきます。

それに国がそういう制度を用意してくれているわけだし、と一種の開き直りをした私は、同じことを繰り返さないようにしようと覚悟を決めて破産に臨みました。

破産をした結果浪費が減った

破産をする際に弁護士さんから、裁判所に提出する2か月分の家計簿の作成と課金の禁止を言い渡されました。

当たり前のことですが、家計簿は生活費の収支が合うようにしないといけいないし、反省しているということを示さないといけないので課金もしてはいけません。

その結果人生で初めて浪費を抑えることができました。

今では浪費をしていないとまではいいませんが、借金にならない範囲で済んでいます。

5年間はクレジットカードを作れないためデビットカードを使うしかなく、1度破産すると7年間は破産できないため返済できない状況を作るといよいよ詰むというのが大きいと思っています。

破産した今だから思うこと

結局どこでどうすれば破産せずに済むのか、どうせ破産するならどのようなお金の使い方をすれば良かったのかとなんども考えました。

どちらも共通して思ったのは、他人のためにお金を使うことではないということです。

私は人を救わねばならないという強迫観念みたいな物を持っており、人にお金を使うことを良しとしがちでした。

でも返済が滞って、毎日債権回収会社から電話が来て、最終的に裁判所からも封筒が届いて思ったのは、「なんでもっと自分のことにお金を使わなかったんだ」ということでした。

他人にお金を使ってしまうとどうしても「どうして自分がこんな目に」と思ってしまいます。

経済的に追い詰められるということは精神的に来るものがあるし、判断力が低下します。

結局は自分が決めたことだし、それは間違いなく自分のせいだとしてもです。

それなら言い訳できない分、ソシャゲ課金の方がマシだとさえ思います。

一番は、そもそも借金なんてしないことですが。

『良い借金』と『悪い借金』

自分では手に入らないような金額の金を前借してみて思ったのは、必要な借金もあるだろうなということです。

単刀直入に言えば奨学金です。

破産しておいてなんですが、私は借金は絶対してはいけないものだと考えていました。

だから大学に行かずに就職をして、ストレス解消にリボ払いで数万円の散財してました。

本当にバカな話なんですが、奨学金なんて何百万も借りて自分が返せるわけないと思っていたのです。

リボ払いの年利は15%で、奨学金は第二種奨学金のどちらの利率であっても確実に1%未満。

それなら奨学金を機関保障で満額借りて、Macbookを学割で購入してプログラミングの勉強をした方が良かったなと今では思うのです。

ちゃんと卒業すれば学位も取れて年収を高卒より上げることもできたでしょうし、やはり貧困から脱出するためには借金をしてでも自己投資をしたほうがいいと私は思っています。

すべては自分の選択

以上が20歳で破産した私が思うことでした。

後悔はたくさんありますが、結局をその道を選んだのは自分です。

なので次はもっと上手くやるという気持ちで生きていきます。